ハゲを意識してから半年後ぐらいに友人の結婚式がありました。
高校時代の野球部の仲間です。
甲子園を目指し、一緒に苦楽を共にした大切な仲間です。
そして僕はキャプテンだったのです。
正直、限界まで悩みました。
ハゲを意識してから昔の友人と会うのは非常に勇気が入ります。
勇気というより「どうにでもなれ!」という開き直り・自暴自棄のほうが近いかもしれません。
僕はプライドが高い男です。
前述したように「キャプテンだった」などと、いまさら何の自慢にもならないことを
書きつづるほど変なプライドがある男です。本当イヤになります。
当然そんな男なのでバカにされるのは極端にイヤがります。
「キャプテンはげてるやん!」「○○先輩って・・・・」
予想されるであろう僕に対する会話を想像しては思い悩む日々が続きました。
結局開き直り出席することになったのですが、辛かったです。
最初の受付の場所では誰も何も気づかなかったようでした。
久々の再会を仲間同士でワイワイやっていました。
「あれ?気にしないでよかったのかな」とちょっと安心しました。
でもそんな穏やかな時間は最初だけでした。
教会に入った時、気が緩んでいた僕は前のほうの座席に座ってしまったのです。
新郎・新婦を待つ間のちょっとの時間に、後ろのほうから恐れていた声が聞こえてきました。
「あいつ
ハゲてる!」「随分若いうちに来たなぁ〜」「うわっ、ショック〜」
俺が一番ショックや!!!!その後は地獄のような時間でした。
ずぅーっと周りの視線が気になり、披露宴会場ではろくに友人達とも会話できませんでした。
ほとんどの時間、僕は丸テーブルで一人座ってました。
高校時代は常に輪の中心にいたのに。。。
披露宴で新郎・新婦の所にみんなでワイワイ集まって写真とか撮ったりするでしょ、
それすら僕は行けず、「ちょっとトイレ」とか行ってしばらく身を隠してました。
当然2次会も行かず、新幹線に乗って急いで帰りました。
もう、みじめで惨めでミジメで。。。
本当に心底落ち込みました。
新郎・新婦とも同じ高校なので当然新婦側には同じ高校だった女の子が来てるんですよ。
僕はキャプテンだったので高校時代はかなりモテモテだったんですよ。
当時、僕に告白してきた女の子も2人ぐらいいたんですよ。
「あの時振られてて良かったー」「あぶなく貧乏くじ引くとこだった」
と色々噂されてるんだろうなー。と考えて更に落ち込みました。
落ち込んで落ち込んで、すぐに明日から育毛治療を開始しようと決心しました。
どうしても恥ずかしくて、治療に通うことができなかったのですが
この一件で踏ん切りがつきました。
次回につづく
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